福島県田村市にある県立船引高校で、教室を断熱仕様に改修するワークショップが19日にあった。断熱と言えば寒さを逃がさない工夫と記者は思い込んでいたが、暑さにも効果があるという。見学してみた。
講師を務めるのは、埼玉県草加市からやって来た1級建築士コジマナオさん(45)。これまでにも地元の小学校や団地でワークショップを開いてきた。今回は、船引高校の校舎屋上の直下にあり、冷房が利きにくい1年生の2教室が対象だ。
仕掛け人は、草加市にある独協大学経済学部国際環境経済学科の米山昌幸教授と田村市環境課だ。
独協大と市は、市内にある公…